ウォーキングは体に良いし気軽にとり組めることなので、始めてみたいと思っている方が多いのではないかと思います。
でも、いざ始めてみるとなかなか続けられず、途中で挫折してやめてしまう人もいらっしゃるようです。
「継続は力なり」とよく言われますが、歩くことに関しても継続して行うことはなかなかむずかしいものです。
挫折してしまう原因として考えられることを挙げてみて、それに対してどのようにしたら興味を持って続けられるかまとめてみました。
参考にしていただけるとうれしいです。
歩きたいと思えるような工夫をすれば歩くのが楽しくなり、習慣化して「歩かないとなんだか落ち着かない」というくらいの気持ちになれたらいいですね。
【目次】
1. 歩くことは単調なので飽きてしまうとき
最初は興味を持って歩き始めると思いますが、だんだん慣れてくると漫然と歩いてしまい、おもしろみがなくなって飽きてきてしまいます。
そこで、私の経験上の話ですが、一定の速度で歩くだけではなく、「あそこまで行ったらちょっと速歩きしてみよう」とか「あの角まで来たら元のペースに戻そう」などと考えながら歩くと、かなり熱中して歩くことができました。
時には周りに誰もいない農道で、「後ろ向きで歩いたらどうなるのだろうか?」と思って後ろ向きに歩いてみたり、「横向きで歩いたらどんな感じなんだろう?」と思って歩いてみたことがあります。(転ばないように注意しないといけませんが)
歩いてみた感想としては、後ろ向きや横向きで歩く時に使う足の筋肉はもちろんですが、体の使い方がまるっきり違っておもしろく感じました。
誰も見ていないときを見計らって、工夫しながら歩くのも楽しいものです。
いつもとちがう歩き方をしてみると、新鮮な気持ちになれました。
そして、脳にも刺激が伝わって活性化され、歩くことがますます楽しいと思えるようになりました。
2. 歩きたいけどなかなか時間が取れないとき
日中仕事をしている人は、なかなかウォーキングの時間をとるのがむずかしいかもしれません。
そんなときは、休みの日を利用して歩くだけでもいいと思います。毎日歩ければ理想的ですが、無理をすると続きません。
歩くためにまとまった時間が取れなくても、意識しなくても日常生活では歩いています。
だからそれにちょっとプラスして、自宅でもできることとして、思いついたときに階段を100往復上ったり下ったりしていました。
上りはいつもかかとを下ろさず、つま先でトントン上がっていました。
足にはどのくらいの重量がかかっているのか調べていて、先日わかったことがあります。
階段を上るときにつま先だけで上がるとひざにかなりの力がかかってしまい、痛めてしまうことになるそうです。
無知というのはおそろしいものです。
ふくらはぎの鍛錬のつもりでしていたことが、知らず知らずのうちに、ひざを痛めるようなことをしてしまっていました。
これから階段を上るときは、ちゃんとかかとをついて上りたいと思います。
それから、仕事はデスクワークが中心ですが、座ってばかりいないで、意識して席を立つようにしています。
本当にちょっとした歩きですが、「ちりも積もれば山となる」ように、意識して歩くことが大切だと思います。
3. 気分が天候に左右されてしまうとき
雨の日や風の日、そして雪の日などは歩きたくない気分になるのはもっともだと思います。
無理をして歩いて、すべってけがをしてしまっては元も子もありません。
私は東北地方に住んでいますが、今年の冬は雪が非常に多かったです。
そのせいで道幅が狭くて危険で、しかも寒さが厳しくてウォーキングどころではありませんでした。
いつも歩いているのに歩かない日が長く続くと、やはりストレスが溜まってしまいました。
数年前に購入したエアロバイクを漕いだりしてストレス解消しましたが、もし室内で歩けるルームランナーがあれば、もっと便利ですね。
ルームランナーなら、天候が悪い時や猛暑の時、そして花粉症の季節でも気にせずに歩くことができ、夜でも危険な思いをせずに済みます。
歩きたいという気持ちがあれば、いつでも歩くことができて非常にいいものだと思います。
4. 歩いていても楽しくないとき
最初は興味を持って歩いていても、マンネリ化して飽きてきて、楽しくないと思う方も多いと思います。
そこで、楽しく歩くための工夫がいくつかありますのでご紹介します。
4-1 歩くとお得になるアプリを使う
楽しく歩くために、今はいろいろなアプリがあります。スマホを持っている方は、興味のあるアプリをダウンロードして使ってみるのがおすすめです。
たとえば1日8,000歩歩くとWAONポイントがもらえたり、歩いてごほうびカードを獲得すると地域の特産品に応募できたり、Tポイントがもらえたりします。
ただ歩くだけではつまらないという方には、歩くとお得になるアプリを使ってポイントや商品をゲットすることを励みに歩いてみましょう。
きっと楽しみながら歩くことができますよ。
aruku&(あるくと)のアプリの初めの画面
4-2 活動量計を使う
自分が今何歩歩いているのかわかれば、1日の目標歩数にあとどれくらいかわかり、励みになると思います。私の場合は、「Gan Riverのスマートブレスレット」を使っています。
パープルとブラックどちらのバンドでも選べるように2本ついていました。(良心的!)
これは時計の機能はもちろんですが、歩いた歩数や距離数だけでなく、心拍数や消費カロリーもわかります。
さらに、電話やLINEの着信まで知らせてくれて、至れり尽くせりの活動量計です。
それに目標の歩数を設定して、その歩数に達すると振動で教えてくれ、しかも画面にトロフィーまで出てきて、祝福してくれます。!(^^)!
これもちょっとした励みになり、楽しみのひとつになっています。
充電しているところ
4-3 写真を撮りながら歩く
ただ歩くだけでなく、季節ごとにかわる風景や花々の写真などを撮りながら歩くと、時間を忘れて歩くことができます。
車で移動するだけでは気づかなかったことにも気づいて写真を撮ることで、ちょっと得した気分になって楽しんで歩くことができます。
遊佐町のマンホールのふたには鳥海山とチョウカイフスマの花が描かれていました。それに気づけた記念に写真をパチリ!
真っ赤なツバキと黄色いレンギョウもパチリ❣
色鮮やかなピンクのハマナスの花に、ものすご~く小さいミツバチ!
4-4 好きな音楽を聴きながら歩く
景色や街並みを見て歩いているだけではもの足りないという人には、音楽プレーヤーでイヤホンをして、好きな音楽を聴きながら歩くのがおすすめです。
この方法ならば、好きな音楽に合わせて自然と歩き方が軽やかになり、あっという間に目標の歩数がクリアできて楽しく歩けるのではないかと思います。
4-5 気の合う友達と歩く
一人で歩くのも心が落ち着いて私は好きですが、たまに「気の合った友達と一緒に歩けたら、会話がはずんでもっと楽しいだろうな~」と思うときがあります。
友達と一緒に歩けば、時間を忘れてどこまでも歩いて行けるような気がします。
4-6 歩きたいと思えるようなシューズやウエアを準備する
自分が気に入って購入したシューズやウエアであれば、自然と「履(は)いて歩きたい」・「着て歩きたい」と思うのではないでしょうか?
お気に入りのものを身に着けているだけで、ワクワクしてモチベーションが上がります。
「形から入る」という方法も一つのきっかけであり手段ですから、楽しく歩くために何でも試してみることをおすすめします。
MoonStarのウォーキングシューズ
4-7 歩くことで世のため人のためになることがある
自分のためというよりは、歩くことで何かの役に立つことができるなら、なおさら歩きたいと思わせてくれるアプリがあります。
マニュライフ生命がMoonStarというメーカーの靴屋さんとコラボして、12万歩達成すると、カンボジアの子供たちに白いシューズを1足送ることができる企画をしました。
私は去年の7月に達成してシューズを1足送ることができました。
現在では12万歩から50万歩にステップアップしていますが、人の役に立っていると思うだけでうれしくて、今でも継続して楽しんで歩いています。
ちなみに私の履いているウォーキングシューズは、MoonStarのものです。
マニュライフ生命のアプリ
~追記1~
2018年6月18日に50万歩を達成し、シューズを1足寄付できました。
そして今度は80万歩達成すると、またシューズを1足寄付できます。はじめの1歩から、今度は80万歩をめざして挑戦中です!
~追記2~
2019年8月4日ついに80万歩を達成し、またシューズを1足寄付できました。
肌身離さずスマホを持ち歩いていたわけではないので時間がかかりましたが、ようやく達成できました。
もう1足寄付するために、次は100万歩めざして今日からまた歩き始めます。
がんばるぞ~(^^)/
~追記3~
2020年4月24日ついに100万歩を達成しました。
いつの間にかシューズではなく、日本の児童療養施設や社会福祉施設への「絵本・おもちゃの寄付」に変わっていました。
きっとスポンサーさんが代わったのでしょうね。
絵本とおもちゃの寄付をするために、また100万歩目指して1歩から歩き始めます!
~追記4~
2021年5月5日「子どもの日」に100万歩を達成し、絵本・おもちゃを寄付できました。
「ブロンズステータス」を達成し、次は「シルバーステータス」へ突入です!
また100万歩目指してがんばるぞ~(*^-^*)
4-8 お目当てのお店や場所をめざして歩く
ただ歩くよりは、やはり何か「お目当ての楽しみ」があった方が張り合いがあります。
私の場合は歩いて30分くらいの場所に、平成26年東北「道の駅」連絡会で第一回東北「道の駅」大賞に輝いた「道の駅鳥海ふらっと」があります。
ふらっと立ち寄れるようにと名付けられたという話を聞いたことがありますが、地元の食材を使った食事処はもちろん、ラーメン店やパン工房、鮮魚直売所や地元の新鮮な農産物直売所まであります。県内外からのお客さんも多く、土日や祝日は駐車場がいつもいっぱいです。
飲食したり、鮮魚や新鮮な野菜を購入するのもいいですが、ただ見て回るだけでもワクワクしてしまいます。
関連記事 遊佐町の「道の駅鳥海ふらっと」はおいしい・楽しい・魅力がいっぱい!
ほかにも私のウォーキングコースで、時間と天気と運が良ければ池の水がエメラルドグリーンに見える「丸池様」などおすすめしたい場所がいろいろいあります。
関連記事 遊佐町の丸池様とその周辺・5通りの行き方・近くの宿泊施設までわかる徹底ガイド!
5. 歩いていても体に良いのか実感がないとき
ほとんどの方は、何か目的があってウォーキングしているのだと思います。
ウォーキングは体に良いとわかっていても、どのくらい歩けばどのような効果があらわれるのかは、私もはっきり言えません。
でも、楽しんで歩いていたら、知らないうちにカゼをひきにくくなっていたり、持久力や筋力はつくように思います。
歩き続けていたら、いつのまにか体力がついていて健康になっていたという感じで、結果はあとからついてくるのではないでしょうか?
まずは楽しく歩くことを目標に一緒に歩きはじめましょう!